走る
先日ツイッターを見ているとある有名人が呟いていた内容が妙に刺さっているので今回の記事でメモしておく。
「毎日走ってるから『強い人』だと思われがちだけどさ、不安とか山ほどあるから走らずにいられないのも自分なんだよな。。走って鍛えて学んでなんとかなんとかって抵抗してる。。でもそれを続けてきて起きたさまざまな素敵なことが唯一の支えでさ。。まだ走れそうだと感じてる。。みんなも毎日一歩、な。」
僕も走ったり走らなかったり。一応、中高と駅伝をやってたのでそれなりには走っている方だと思う。
小学校の頃、
父に買ってもらった初めてのミズノの水色のランニングシューズがかっこよくて、毎日それを履いて走ってた。マラソン大会でも上位を取ってた。
だけど、中学の駅伝に参加した時に、練習が辛すぎて辛すぎて走ることが嫌いになった。
いつも練習で走っている時に、あしたこそ辞めてやろう。そうずっと思いながら中学の頃は走ってた。
でも、気づいたら高校駅伝で全国を目指す道を選んでた。しかも、県内ではトップを争う伝統校。
完全に自分には場違い感のある部活。
走ることが大嫌いなのに、だ。
それでも、コツコツやってたら結果はついてきた。
走る楽しさも、小学生の頃に感じたものではない別の楽しさを感じれるようになった。
そんな時に腰を怪我した。
歩けなかった。
もう辞めてやろうかとも思った。でも、中学生の時に感じたただ走ることが嫌いとは違うものを感じた。
そんな中でもなんとか3年間やりきった。支えてもらって、なんとか。
その一年後少しづつまた練習を積んで、フルマラソンを初めて走った。
この42,195キロは辛くもあり、楽しくもあった。
走ることが
あんなに嫌いだったり。
あんなに好きになったり。
そんな中で
なんで
自分は走るのかなあとずっと思っていたけど
そのツイートを見たとき
なんとなく近いものを感じた。
やっぱり走ることが好きって言ってた時は
周りで理解できない人もいたし
小馬鹿にしてくる奴もいた。
それでもやっぱり走ってしまうんだよなあ、みたいな感覚。
自分の中にある言語化できない領域の気持ちとか
いろんな感情を抱く日常を
唯一整頓できる時間で。
走って汗を掻くと、今日を精一杯生きた気がする。
今日という1日をを充実させるためにゲームやネットでダラダラと今日を引きずっているあの覚に近いのかもしれない。
何かもわからないものが迫ってくるようで、不安で不安でたまらなくなって
また今日も僕は
走り出してしまう。