あなたの原点はどこですか？
小
中
高と
ありがたいことに
僕は
部活動に専念でき
スポーツに打ち込む日々を
送った
小学校は
野球部に入り
学校が終わると
練習に明け暮れ
休みの日も友達と
野球をして
野球がメインのような
生活を
中学校も続けた
僕たちを指導してくれる
監督
コーチ
小中高といろんな方に教わり
たくさんのことを
吸収した
でも
今になって
教えてもらったことを
振り返ると
そんなに覚えてない事がほとんど
どちらかといえば
チームメイトがバカなことをやって
怒られたとか
グローブ忘れて家まで走って取りに帰らされたとか
チームの良くわからないしきたりとか
そんなことばかり覚えてて
多分
学校とかでも同じで
誰かが怒られたとか
〇〇と〇〇が付き合っただとか
別れただとか
あいつがうんこ漏らしたとか
結局そんなとこで
それが今になって
いい思い出になったりもするわけで
で
まあ
何が言いたいかと言うと
そういった時の
純粋な気持ちを
忘れたくないなあ
というか
初心忘るべからず
みたいなこと
小学校を卒業する時
担任の先生から
言われた言葉が
「部活動ももちろん大事、だけど勉強はもっと大事
勉強をせずに、部活動だけ頑張っても成長はそこまでだよ」
つまり
勉強できるできないは関係なくて
やろうとするかしないか
勉強はしたくないからやりません
でも部活は頑張りたいのでやります
それは違うよ
ということでした
（ぼくは最近になって
やりたくないことはやらないほうがいいし
目的がわからないままやる必要もないと思えました）
半強制的にも聞こえる先生の言葉だったけど
僕自身
先生が大好きだったので
スッと腑に落ちた感覚だった
なんの疑問も抱くことなく
ああそうなんだと
素直に受け止めた
中学校生活始まると
ぼくは
野球部は野球部でも
学校の部活動ではなく
クラブチームの野球部に入っていたため
普段は帰宅部扱いだった
練習日は
火、土、日の週三日
先生の言葉どうり
まずは
第一に勉強
放課後は帰って
宿題をして全て終わらせてから
練習のない日は
放課後の時間
自主練習に全て当てた
ランニングに
素振り
筋力トレーニング
など
すると
中学一年の頃の
マラソン大会
先輩に必死についていくと
学年で一番を取れた
野球が上手くなりたくてしていた
自主練習のおかげで
思わぬところで
結果がついてきた
勉強も絶好調で
学年で上位の順位につけた
その時に僕は
卒業の時に言われた言葉が
本当だったなと思えた
そんなことを今振り返ると
あの頃自分にあったのは
「素直さ」
間違いなくこれ
素直に先生の言葉を受け止め
素直に
淡々と自分のできることを
毎日毎日続けた
トレーニングをしなかった日の方が
気持ち悪く
なかなか眠れなくなるぐらいにまで
習慣化していた
無敵状態に感じたあの感覚
この時期が
僕の原点であり
初心だといつも感じる
周りと差をつける
とか
見返してやる
とか
じゃなくて
素直に
野球が上手くなりたい
ただそれだけの
素直な気持ち
周りじゃなくて
自分自身
その努力を続けたから
思わぬところで結果が出たし
素直に結果がついてきてくれた
素直になる
歳をとると
つい忘れがちで
変なプライドがでできたり
何者かになりたくなるんだけど
やっぱり
自分の本音
奥深くにあるものから
目を背けずに
素直に向き合う
初心であり原点であり
忘れてしまいがちなこと
自分の
輝いていた時
何かに一生懸命だった時
必死に生きていた時
一回
向き合って
落ち着いて
どんなだっけな〜
と考えてみると
見えてくるものがあるかもしれない
一人で思い出せなかったら
昔の友達とか
一緒に頑張ってた仲間とか
連絡してみるのもいいかも
そういう仲間こそ
腹の底から笑いあえたり
本音で話せたりするし
何かのきっかけになるかもしれないし
いろんな本や
ネットで
「名言集」
「落ち込んだ時に」
みたいなもので
ヒントを探すのもいいけど
案外
「自分」
の中にあったりするものだから
世の中
大変だけどさ
いろんなしがらみあるけどさ
自分の気持ち
大事にしていこうよ
大事にしてあげられるのは
周りじゃなくて
あなたしかいないんだからさ
あなたの原点はどこですか？
