角を曲がる

本当の自分を偽ったまま

何者かになろうとして

何者にもなれなくて

誰かもわからない

生き方に憧れて

仮面かぶって

生きている

僕ら人間

醜いな

違う

そんな

反発さえ

分かっても

くれない他人

否定したとこで

何も変わらないし

結局自己完結してる

どんなに近くにいても

誰にも真正面からは

見てくれないから

この感覚は多分

見たことない

景色なのね

それでも

いいよ

どうせ

理解不能

無理に説明

したところで

分からないから

どうだっていいよ

誰かの求めた世界で

偽って生きていけたら

誰かが幸せくれるのかい

新しい景色を見たくて

そこの角を曲がった