最近の事故、事件について思うこと。
最近やたらと物騒なニュースが流れてくる。
そしてそれをやたらとメディアは報道し、ネットに晒し上げ、視聴者はああだこうだと議論をする。
朝の情報番組では、それでもちっきりだ。
どのチャンネルを回しても暗い辛いニュースを目にすることが増えた。
池袋の暴走事故から始まり令和時代の幕開けはあまりいいニュースは無い。
でも、今までも、事故は毎日どこかで起きていて、それによる犠牲者も少なからずいて。今に始まった事ではないのに、メディアは以前よりもやたらと叩き上げる風潮を感じるのは自分だけだろうか。
ネットを見れば殺傷事件の動画を晒しあげる人がいたり、飛び降り自殺の様子を撮ったものをあげたり。
そして、その人達に対してそんな物をネットに挙げるな!非常識!挙げ句の果てにはマスコミに対してもマスゴミ!と言いたい放題だ。
問題点はきっとここにあると思う。
もちろんこんなニュースが流れてほしいわけがなくて。でもこういった事件や、事故が起こるのは残念ながら未来永劫無くなることは無いと思う。少なくはなってもゼロにはならない。
なぜ以前よりもメディアは報道するようになったのか。
なぜネットにそのようなものを晒しあげるのか。
なぜ問題解決には目を背けて当事者を叩くのか。
当事者自身の問題と言えばそうだけど、これは日本全体の問題であって。
つまり、自分よりも下、不幸、な人間を探す事でしか自分の幸せを感じられない日本人という事だ。
メディアはなぜ上げるのかというと、視聴率が取れるから。彼らの仕事は視聴率が取れるかどうかであって、何を報道しようと関係なくて。もちろん個人的な感情はあると思いますが。
でも、彼らも自分達と同じように生活があり、その上での仕事、と見たときに何ら変わりはない。それを報道するから食べていける人もいます。
そのことをすっぽかしてマスゴミ!と叩いてしまうのはとても簡単で、考えなくて済む、自分よりも下、に見ているのでそれで自分の優位性を保っている。
つまり、視聴率が取れるから報道しているわけであって、視聴率が取れると言うことは国民が興味があるという事です。
興味があるからメディアは取り上げる。叩いてる当の本人たちが興味があるから、報道される。
それに対して報道側に文句を垂れる国民。
完全なる矛盾の中に本当の問題点が隠れているような気がしました。
以上、最近の日本界隈について思うこと。